リスクマネージメント・クイックフィックスプログラム

アウトドアスポーツは時により、異常気象や想像以外の天候に左右される。 しかし、何事も対策を用意しておく事により万全を期すことが出来る。 "クイック・フィックス"方法を把握しておく事により天候の急変に泣かされる事はなくなるはずだ。

TROUBLESHOOTING THE CRYSTAL BALL: WHAT HAPPENS WHEN ACTUAL CONDITIONS ARE NOT WHAT WAS EXPECTED
  
事例 1:選択したホット・ワックスが暖かすぎた。
事例 2:オールドスノー用ワックスを選択したが雪が降っている。
事例 3:ニュースノー用ワックスを選択したが降雪無し。
事例 4:選択したホット・ワックスが冷たすぎた。
  
事例1〜3の解決方法: 問題解決への時間= 5〜10分
ドミネーターESDスティール・ブラシまたはESDブラス・ブラシで強くブラッシング。 その後レース・ロケットを生塗りする。いずれのケースも当日の雪の状態でレース・ロケットのニュースノー(黒色)とオールド・スノー(灰色)を使い分ける。薄く満遍なく塗り、フィニッシュクロスで速いスピードで磨りこみ、表面がてかてかになってきたら再度スティール・ブラシまたはブラス・ブラシで強くブラッシング。この作業を2〜3回繰り返す。
 
事例4の解決方法: 問題解決への時間= 4〜10分

雪が0℃近くでウエットの場合、ドミネーターESDスティール・ブラシまたはESDブラス・ブラシで強くブラッシング。そして65を軽く薄く滑走面に生塗りし、さらにバターを薄く生塗りする。シンセティック・コルク等、荒めの素材で滑走面に擦りこみ、コンビ・ブラシでブラッシング、最後はフィニッシュクロスで仕上げをする。

雪が0℃〜−8℃の場合、ドミネーターESDスティール・ブラシまたはESDブラス・ブラシで強くブラッシング。そして65を軽く薄く滑走面に生塗りし、さらにハイパーズーム、またはレースズーム(ニューかオールド)を生塗りする。 シンセティック・コルク等、荒めの素材で滑走面に擦りこみ、コンビ・ブラシでブラッシング、最後はフィニッシュクロスで仕上げをする。

雪が−8℃以下の場合、 ドミネーターESDスティール・ブラシまたはESDブラス・ブラシで強くブラッシング。そして65を軽く薄く滑走面に生塗りし、さらにレースロケット(ニューかオールド)を薄く生塗りする。 シンセティック・コルク等、荒めの素材で滑走面に擦りこみ、コンビ・ブラシでブラッシング、最後はフィニッシュクロスで仕上げをする。


最後に: 事前に正確な天候を予知できると信じるほどばかげた事は無い。 我々は想像もしていなかった異常気象や急変した天候にしょっちゅう驚かされているのが現実であ る。 このモデルはあ くまで参考として利用してもらい、勿論ユーザーがレースの前に現地にて事前調査を行い正しいワックスを選択することに勝る物は無い。 しかしながらユーザーが現地の情報を全く持っていない場合、なんのワックスを用意して良いかすらわからない場合、このモデルを利用し、最悪はクイック・フィックスを利用すればかなり高確率で正しいワックス選択が出来るであろう。