初めての方はこちらをクリック! ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 第1章 なぜワックスは必要か 第2章 クリスタル・ボール 第3章 レーシング・サービス・マニュアル 第4章 商品紹介(カタログ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第1章 なぜ、ワックスは必要なのか? 「ワックス=パラフィン=炭化水素(ハイドロカーボン)は水を弾く性質を持っているため、滑走面に塗る事により滑走中に発生した水分をより早く取り除いてくれる。」 と言う事になるが、その前に、なぜスキーの板は滑るかということに対する理解が必要となる。 -重力の法則に従い板が滑っていくとスキー、スノーボードの滑走面が雪面と擦れあい摩擦がおき、熱エネルギーが生じる。 熱エネルギーは雪を溶かして雪の結晶は水滴となる。 -水滴を捌くには滑走面に刻みいれるストラクチャーで解決されるが、如何に早く雪の結晶を水滴にするかにワックスが関わってくる。
水滴が滑走面に粘りついてしまう前に弾いてしまわなくてはならないからだ。 -水滴が滑走面に居座る形になると、いわゆる゛濡れ落ち葉亭主"状態。
滑走性を鈍らせる大元凶となってしまう。 ワックスの特質:
効果的かつ効率良くさせるには、ワックスに下記の特性が無くてはならない。 ・
摩擦を減少させるための良い潤滑剤となる。 ・ 塗りやすくかつ、ある程度の耐久性をもたらす為に滑走面との相性が良い。 ・
必要なときはすぐに除去できる。 ワックスの最も代表的なものは、容易に入手出来て低価格なハイドロカーボン(パラフィン)である。パラフィンは分子的構造上ポリエチレンに似ているため、滑走面への粘着が良く、またベースクリーナー(競技用ベースにはお奨めしない)か、ホットスクレーピングによって簡単に除去する事ができる。
板が滑らない理由 BIG 3 スキーが滑っている間には、キネティックエネルギーというエネルギーがおこっている。 そのエネルギーが発生すればするほど動きはより速くなる。 そのエネルギーの一部は、摩擦によって失われたり、熱に変わったり、スキーの振動で失ったりする。エネルギーは、また雪が圧縮されたり、スキーの動きで押しよけられた時にも消費される。
滑っているスキーには、ある一定のエネ ルギー容量が決まっている。 ずらし、振動等によって消費されるエネルギーが少ないほど、キネティックエネルギーが保たれ、その結果としてスピードも保たれる。
エネルギーを妨げる最も大きなものは摩擦になるだろう。 これらの様に、摩擦の徹底解明もワックス開発の大きな部分となっている。 1 乾燥摩擦:
乾燥した雪の結晶が滑走面に突き刺さり擦れあって起きる摩擦 フッ素により一時的に乾燥しすぎた滑走面が摩擦する事も有り得る グラファイトも摩擦面を乾燥させる可能性があり、注意が必要
2 水分摩擦: 水滴が滑走面に張り付いた状態になると吸引効果をもたらす 3 静電気摩擦:滑走面やエッジと雪面により生じる静電気摩擦 塩分を含んだ雪湿によって生じる静電気もある 静電気は汚れを誘い込み、その汚れが摩擦の原因となる 板が滑らない理由
1: 乾燥摩擦 乾燥摩擦: 乾燥した雪の結晶が滑走面に突き刺さり擦れあって起きる摩擦。 o
解決方法: ワックスの硬さを調合 雪の結晶がワックスに入り込むと滑走面が雪面をグリップしてしまう事から、ワックスは常に雪よりも少し硬めにする必要がある。
このワックスと雪の硬度釣合が、ワックス選択の中では最も大切な要素。 ではなぜ常に一番硬いワックスを塗らないのか? 硬度の釣り合いを保つワックス選択と、摩擦防止を求めるワックス選択は、互いに反発作用を起こすからだ。 ワックスは耐久性があり、雪結晶や汚れの浸透を阻止するだけの硬さが必要だが、硬いワックスは柔らかいものに比べて摩擦発生が大きい。 摩擦はできるだけ少ない方が好ましい為、雪よりも硬くかつできるだけ柔らかいものを選ぶことが大切となる。
雪温もワックス選択で無視出来ない。 冷温の雪は常に暖かい雪よりも固い為固めのワックスが必要となり、暖かい雪は結晶が鈍っている為柔らかいワックスの方が馴染みやすい。
通常は柔らかい雪は黄色いワックス、中間の固さはピンク、冷たい雪用は青色で、最も冷たい雪用ワックスは白色というのが一般的。 雪温に応じて雪の硬さを見極めこれらのワックスをミックスすることにより、ベースの硬さが雪の条件に最適になるのだ。 必要以上のフッ素を使用すると、滑走面を一時的に乾燥させてしまい摩擦が生じる。 よって、高フッ素ほど早いという観念は捨てた方が良い。 滑走面と雪に生じる摩擦の最小化:
最先端の技術が適応される分野となるが、摩擦抵抗には、滑走面の原料選択、ストラクチャー、そして潤滑剤(ワックス)が必要となる。 滑走面の原料には、熱可塑性のポリエチレン(P-Tex)とよばれる合成樹脂が用いられているが、その理由として下記の要素が挙げられる。 ・
必要な温度範囲の中でもっとも伸縮性(破損しないという事)に富んでいる。 ・ 水分を吸収しない。 ・ ストラクチャーを入れこむ事が可能。 ・
修復が簡単。 ・ 低コスト。
結論: 雪の結晶がワックスに突き刺さり、ワックスと雪の摩擦を増加させてしまうため、ワックスは常に雪よりも固めに設定する必要がある。 高速レースには、内部摩擦を低下させるために若干固めのワックスを選択する。 固いワックスは耐久性が良いが、遅く感じる。 板が滑らない理由
2 水分摩擦 水分摩擦: 水滴が滑走面に張り付いた状態になると吸引効果をもたらす摩擦 --水とは、46億年前から地球上に蔓延る物質であり、その総質量は46億年前と変らない! -地球の
70%は水である。 -水分はお互いを引き付け合う能力を持つ、非常に怖い存在。 ストローの側面に張り付く水や、表面張力がその一例であるが、滑走面に張り付いた水も同じ様にへばりついて離れてくれない。
まるでストーカーである。 解決方法: フッ素使用 フッ素を使用することにより、溶かした水滴を丸くさせ、滑走面を転がすようにして捌いてしまうのであるが、フッ素は一時的な効果しかないため、パウダーを用いる時はその効力は長くても4時間程度しかない。 雪面をチェックし、水分が接地面に浮いてきている状態(雪面がテカっている状態)であればフッ素は必要である。 ワックスに配合されるフッ素は滑走面と雪面の摩擦で生じる水分を捌けるのに十分であるが、スタート後、加速されるまでの間雪に水が浮いている状態であればスタート用のフッ素パウダーを使用することにより、即時性がある。 結論: フッ素は、ハイドロカーボンワックスの防水加工剤であるが、内部摩擦をも引き起こすため、フッ素配合率は雪中の水分量によって調整する必要あり。 例を上げると、乾燥雪に高フッ素配合ワックスを使用すると、乾燥雪にはハイドロカーボンワックスが防水システムを必要としていない事と、フッ素による内部摩擦が増える分、速度を遅くさせる結果となる。 板が滑らない理由
3 静電気 静電気摩擦: 滑走面やエッジと雪面により生じる静電気摩擦
1静電気は滑走面とエッジの起す摩擦係数を50%近く増加させる。 2静電気は汚れを誘引する。 3静電気は雪質、湿度に関わらず発生する。 4静電気の値は加速度に比例し、増加する。
5グラファイトワックスはハイドロカーボンワックスに比べ静電気コントロールに有効である。 -ではなぜ常にグラファイトワックスを使用しないのか? グラファイトは静電気を減少させる役目を持つが、乾燥摩擦を高める可能性があり結果グラファイトを使用していない場合よりも摩擦が多くなる場合もある。
・新雪と古い雪は静電気の発生条件が異なり、使用する静電気防止作用物もそれに応じて変化させる必要がある。
・ある特定のグラファイトをミックス(グラファイトの形とサイズ)させた混合物が新雪に対する非常に有効な静電気防となる。
((FGシリーズ)) ・フルログラファイト・ポリマー(SRBシリーズ)は、固形潤滑剤としては非常に新しいグラファイトを直接フッ素配合させたものであるが、このコンビネーションが古い雪には最適である。
・適切な静電気防止作用物の使用は、常に不使用の場合よりも静電気を減少させる。
イコール好タイム、高スピードへとつながる。 ・ 静電気防止ワックスは季節風の影響が大きい日本の雪にとっては非常に有効である。
日本の雪は塩分が非常に多く塩分は静電気を誘因する。 結論: 静電気はワックスの内部摩擦を増加させる為、全てのワックスに静電気を防止させる成分が含まれていなくてはならない。 残念ながらグラファイトは難しい成分なので、常に働くように組み合わせることは困難である為、ワックスメーカーのほとんどは静電気防止ワックスを製造していないか、製造してもどういう状況下で使用するか旨く説明できていないのが現状である。 2
間違いの無いワックス選択の基準とは?
ワックス選択方法 ワックス選択にはあらゆる方向から雪を判断する必要がある。 1雪が新しいか古いかをチェック
−雪は3日間太陽(曇りも含む)に当たったかどうかで新しい、古いを判断する。 −日本の場合は雨も雪と同等に扱い、降水後3日目までは新しい雪となる。 2雪の水分値をチェック
−基本的に手袋をつけたままの状態で雪球がすぐに作れれば湿雪、何度かこねても雪だまにならないものは乾燥雪 3雪の汚れ度をチェック
−雪に汚れが混ざっていればいるほど摩擦が多くなるためワックスを固くしなくてはならない。 4雪の結晶をチェック
−結晶をルーペでチェック。 角がどの位尖っているかをチェックする。 5全てをバーチャル・テクニシャンに委ねる −http://www.dominatorwax−japan.Com/vframe.Html に必要事項を入れると、選択の必要なワックスをすべて打ち出してくれる。
日本の雪用にもプログラムされている。 6全てをクリスタルボールにゆだねる(第2章 クリスタルボールへ)
第2章 クリスタル・ボール 水晶玉が教えてくれる 地域別ワックス選択の秘密 ドミネーター "クリスタルボール・ワクシング" 太古の昔から、未来を予測する力は、人々に特別な恩恵を与え、その力を持っている人は特別な存在であった。 今日無数の預言者や山師が存在するのは知っての通りである。 人気のあるお祭りごとには必ず超能力者が水晶玉を使って未来を教えてくれるのだ。 ドミネーターはこのたび、膨大な資料をもとに調査を行い、天候、雪質等をまるで「水晶玉が教えてくれた」の如く予測できるシステム"クリスタルボール・ワクシング"を生み出した。
この情報は現地情報を持ち合わせないためにどういったワックスを用意して良いかわからないユーザーと、地域別に極度な在庫を抱え込むリスクを減らし、又ユーザーにも自信を持って推薦できる為、販売ショップへも役立つ情報となるはずだ。
タノス・カリダス博士 著 久住和永 訳
今まで紹介されている地域別ワックスは残念ながら迷信に基づいた化学的根拠の無い組み合わせばかり。 例えば3月はどこも雪が暖かく湿度が高い、新雪は常に乾燥している、レースのスタートには常にフッ素を使用といった謝った理解を基に出されている簡単なものばかりである。 近年弊社が行った季節風調査の結果塩分のもたらす日本の雪への影響がようやく重視されはじめた事で若干変わってきてはいるが、今まではなかなか根本的に多種多様のデータを集め統計を取るまでには至らなかった。 ((実際に、地域別ワックスを正確に生み出す作業は、実は膨大なデータと統計調査が必要であり単純な物では無いと解った結果、殆どのメーカーが地域別ワックスから撤退してしまった。))<- これに関しての掲載はお任せします。
問題点:
あてにならない天気予報や予測のつかない天候は皆が悩まされている問題である。 1998年度冬季オリンピック時に白馬で流行ったジョークは「この天気が気に入らなければ、5分待つか、500m程移動しろ、すぐに変化するよ」であった。 天候急変は、ワックス・ユーザーが常に直面しなくてはいけない問題なのは明らかである。トレーニング、レースに限らず、適切なワックス選択は我々が永遠にチャレンジし続けなくてはいけない課題であるが、距離が離れ、現地情報も持ち合わせていない場合は非常に困難だ。 コンセプト: ハワイに行くのに毛皮のコートを持って行くか? 山登りへ行くのにテニスラケットを持って行くか? この言葉通り、今までの統計で大まかな地域の天候はある程度予想は出来る。 しかしながら典型的な天候パターンを全く無視した地域性が生じる場合が多い。 我々が今回行った研究の主な目的は地域を絞り、各々の地域別に今までの天候パターンを調べ上げ一定の統計モデルを作成する事であった。 この統計モデルが出来上がれば特定の期間に対する天候パターンが大体予測出来るはずであるからだ。 複数年のデータに沿ってパターンを作り出せれば、それらの天候パターンにあった最適のワックス・コンビネーションを推薦出来る様になる。 これが可能になれば地域別に何のワックスを買っていいかわかるようになるユーザーは勿論、膨大な量を扱わなくてはいけない販売店にとっても非常に有利な情報となるはずだ。
ワックス選択へ必要な天候解析統計モデル:
通常我々がワックス選択を行う時に必要な情報は3つ。 1は雪温と雪の結晶からなる雪の硬さ、2は水分がどれだけ雪に含まれているかの湿雪度、3は雪の古さと塩の配合分で左右される静電気である。統計モデルはこの3つの情報が12月から3月にかけ各地域でどのように反映されるかを予測するようにデザインされた。 日本全国21地域に分け、過去3年間の天候データをもとに独自の統計モデルを産み出したが、下記の事項が重要な要素となっている。 1 降雪量
人工雪と天然雪の、月別降雪量 2 降雪値 1日あたりの降雪量。例えば1月に1mの積雪量があったとするとそれが1日で積もったのか、10日間に渡り1日10cmづつ積もったのかによって雪の硬さと静電気の発生地に影響が出てくる。 3 雪のタイプ 天然の雪であれば季節風(モンスーン)の影響を受けた雪かどうかによりど のくらい塩分配合値が高いかを調べる必要があり、人工雪であってもそれ がスノーガンから出るものかクラッシュアイスなのかによっても、雪の硬さと 静電気発生への影響が変わってくる。 4 地面にどのくらい積雪があるか
地面に存在する雪の量で、雪を温める要因となる地球の放射エネルギー(地 熱)をどれだけ隔離出来るかの影響を及ぼす。 5 標高
情報の必要な地域の標高は、気温と雪温の相違関係に影響を及ぼす。 6 1日の日照時間
1日にどれくらい直射日光が雪面にあたるかにより、日中の雪温上昇率と雪 に含まれる水分に影響を及ぼす。 7 日中の平均温度
滑走時間の平均温度 8 最低気温 1日の最低気温は雪がどのくらい硬くなるかを予測するために必要な情報で ある。
最低気温が氷点下以上であれば凍結/溶解を繰返す事となり雪がアイスと変化する。 チャート@ モデル結果: 4つのメジャー地域を簡略化した結果が チャート@である。 このチャートでは降雪日数、最低/平均気温、平均日照時間、雪への塩分配合率が12月から3月まで月毎に予測されている。 例えば12月の旭川では降雪が20日間、直射日光があたるのは1日あたり僅か50分、最低気温は−16℃、日中の平均気温は−6℃、降雪は主に季節風の影響を受けたモンスーン・スノーなので塩分が含まれる可能性は高いといった形で予測される。 大事な点は、チャートで予測されるモデル全てが平均値であり単一値では無い。 日中の平均気温が−6℃という事は、−6℃だけなのではなく、−2℃〜−10℃ともなりえるという事である。 積雪量、湿度、雪冷値、降雪量等も計算時には用いられたが簡略化するために省略されている。 チャート@では北海道旭川、北海道札幌、長野県菅平、福島県南会津の4箇所を表示しているが他の17箇所も同じデータを用意した。 CHART
1: Weather Prediction for Japanese Ski Resorts based on Statistical Modeling
(Example1Aを挿入) チャートA モデル結果によるワックス選択: 今回の調査における最大目的は、融通性があり、経済的で、かつマキシマム・パフォーマンスを与えてくれるワックス選択である。 天候予測図と、不確定値の未知数から想定すると、ホットワックスのベスト選択はやはりドミネーターが絶対の自信を持って生産しているサーモアクティブ・シリーズ、ズームと極寒用ブレットの使用である。 生塗りではレース・ロケット、バター、65等がそのまま使用出来、さらにチャートAで紹介されている地域別推薦ワックスの天候状態が急変した場合、アジャスト用としても利用出来る。(リストされているワックス自体の詳細と塗り方に関しては、www.dominatorwax-japan.comを参照)
Table
2: Waxes Choices Based on Model Results (ZoomBullet3.doc を挿入 又は既にある日本語のものを挿入) チャートB 平均天候予想とクリスタル・ボール ワクシング チャートBでは、各月ごとに典型的な昼間の状況を予測し、それに合わせてワックス選択を加えたものである。 例えば、北海道旭川の典型的な12月は曇り/雪、最低気温-16℃、日中の平均気温は-6℃。 ホットワックスの選択はブレット・ニュースノーを使用し、当日条件変化にアジャストする為レース・ロケットを生塗り用として常に携帯する。(このチャートには例として4箇所しか載っていないが、詳細はwww.dominatorwax-japan.comを参照)
Chart
3 Forecast Results, Average Day Prediction and "Crystal Ball" Waxes (Example2.doc
を挿入) チャートC クリスタルボール・ワクシング チャートCでは今回対象としたすべての地域をリストアップしてみた。 大まかにグループ分け出来る地域と、気候と人工雪によりユニークな存在になっている地域に分けられる。 福島県磐梯、栃木県那須高原、新潟県湯沢、新潟県妙高、長野県野沢、福井県勝山、岐阜県白鳥、兵庫、広島地区では皆同じワックス選択プロフィールが見られ、レースズーム・ニュースノーがほぼ全域、全期間に渡り効果を発揮することに対して、山形県では12月、2月にレースズーム・オールドスノー、1月と3月にはハイパーズームという他地域とは異なったワックス選択が必要となる。 Chart
4: "Crystal Ball" Waxing, Japanese Ski Resorts (Example3.docを挿入) (追加で日本の全国地図を用意して、各地域を下記の都道府県名のところと同じ色分けで用意して下さい) 北海道旭川、 北海道倶知安 月
12月 1月 2月 3月 ホットワックス Bullet New Snow Bullet New Snow Bullet Old Snow RaceZoomOld
Snow 生塗り用 Race Rocket Race Rocket Race Rocket 65/Butter 北海道札幌 月 12月
1月 2月 3月 ホットワックス RaceZoomNew Snow Bullet New Snow Bullet New Snow RaceZoomOld
Snow 生塗り用 Race Rocket Race Rocket Race Rocket 65/Butter 長野県 菅平、 長野県 御岳
リスク・マネージメント"クイック・フィックス"プログラム アウトドアスポーツは時により、異常気象や想像以外の天候に左右される。 しかし、何事も対策を用意しておく事により万全を期すことが出来る。 "クイック・フィックス"方法を把握しておく事により天候の急変に泣かされる事はなくなるはずだ。
TROUBLESHOOTING THE CRYSTAL BALL: WHAT HAPPENS WHEN ACTUAL CONDITIONS ARE
NOT WHAT WAS EXPECTED 事例 1: 選択したホット・ワックスが暖かすぎた。 事例 2: オールドスノー用ワックスを選択したが雪が降っている。 事例 3:
ニュースノー用ワックスを選択したが降雪無し。 事例 4: 選択したホット・ワックスが冷たすぎた。 事例1〜3の解決方法: 問題解決への時間= 5〜10分
ドミネーターESDスティール・ブラシまたはESDブラス・ブラシで強くブラッシング。 その後レース・ロケットを生塗りする。いずれのケースも当日の雪の状態でレース・ロケットのニュースノー(黒色)とオールド・スノー(灰色)を使い分ける。薄く満遍なく塗り、フィニッシュクロスで速いスピードで磨りこみ、表面がてかてかになってきたら再度スティール・ブラシまたはブラス・ブラシで強くブラッシング。この作業を2〜3回繰り返す。
事例4の解決方法: 問題解決への時間= 4〜10分 雪が0℃近くでウエットの場合、ドミネーターESDスティール・ブラシまたはESDブラス・ブラシで強くブラッシング。そして65を軽く薄く滑走面に生塗りし、さらにバターを薄く生塗りする。シンセティック・コルク等、荒めの素材で滑走面に擦りこみ、コンビ・ブラシでブラッシング、最後はフィニッシュクロスで仕上げをする。 雪が0℃〜−8℃の場合、ドミネーターESDスティール・ブラシまたはESDブラス・ブラシで強くブラッシング。そして65を軽く薄く滑走面に生塗りし、さらにハイパーズーム、またはレースズーム(ニューかオールド)を生塗りする。 シンセティック・コルク等、荒めの素材で滑走面に擦りこみ、コンビ・ブラシでブラッシング、最後はフィニッシュクロスで仕上げをする。 雪が−8℃以下の場合、 ドミネーターESDスティール・ブラシまたはESDブラス・ブラシで強くブラッシング。そして65を軽く薄く滑走面に生塗りし、さらにレースロケット(ニューかオールド)を薄く生塗りする。 シンセティック・コルク等、荒めの素材で滑走面に擦りこみ、コンビ・ブラシでブラッシング、最後はフィニッシュクロスで仕上げをする。
最後に: 事前に正確な天候を予知できると信じるほどばかげた事は無い。 我々は想像もしていなかった異常気象や急変した天候にしょっちゅう驚かされているのが現実である。 このモデルはあくまで参考として利用してもらい、勿論ユーザーがレースの前に現地にて事前調査を行い正しいワックスを選択することに勝る物は無い。 しかしながらユーザーが現地の情報を全く持っていない場合、なんのワックスを用意して良いかすらわからない場合、このモデルを利用し、最悪はクイック・フィックスを利用すればかなり高確率で正しいワックス選択が出来るであろう。
第3章 レーシングサービスマニュアル 星の数ほどあるワックス説明。 しかしながら未だにはっきりと何をしていいのか解らない! そういう方のために、スキーに対するワックス作業のイロハを根底から説明しよう。 今までいろんな方面からワックスに対する理解を深めようとたくさんの試みが行われたが、今回は幾多の説明方法を簡単にまとめ、多く3つのステージに分けた。 1
ベース・プレップ・アプリケーション(自宅にて) 2 レース・ワックス・アプリケーション(レース会場、ワックスルームにて) 3
トップスピード用オーバーレイ(コース上にて) 4 主な生塗り用ワックス製品紹介 第1章にて、滑走面に何故ワックスを塗るのか、またワックスを塗るとどういった効果が出るのか等に触れてきたが、実際ワックスを塗る作業に入る前にどういう知識が必要なのだろうか。 1
何のためにワックスを塗るのか 2 ワックスを塗る為にどういう準備が必要か 3 ワックス選択方法(3つの視点) @ 固さ A 湿気 B
静電気 4 1 ベース・プレップ・アプリケーション(自宅にて、又はレース終了後) フッ素の入っていないベースワックス、ズーム、又はリニューズーム等をアイロンで溶かして塗る。 目的 ・ベースクリーニングと、古いワックスの除去
・トラベル時の傷防止 ・レースワックスを乗りやすくさせる。 @フッ素配合されていない、ベースワックスを使い、アイロンをかけた後すぐにホット・スクレープする。
ホットスクレープした時にはいだワックスに汚れが混ざらなくなるまで繰り返す。
Aレース後、次のレース会場へ運ぶ時、クリーニング(@)をかけた後厚めに塗る。 ベースが擦れあってストラクチャーに横線の傷が付くことを避けるため。 B化粧のファンデーションと同じく、ベース(ポリエチレン)に直接レースワックスを塗りこむより、ベースの下作りをしたほうが、後々レースワックスの乗りが良くなる。 C滑走面の乾燥を防ぎ、保存しておく時にも有効である。 総合的に、新しい板のベース下作りには、リニューズームを使用する。 リニューズーム はベースの奥底まで染み込む柔らかいワックスと、ベースの表面を覆う硬いワックスの成 分が両者共含まれている為、従来の用に柔らかいワックスから硬いワックスへと段階を踏 んでベース作りをする必要が無くなった画期的な製品。 レースの合間、クリーニング等では、その次に使用するレースワックスと同じ硬さのもの を使用する。 レース・ズーム使用の場合はズームを使用する。 (詳しくは: www.dominatorwax-japan.com)
2 レース・ワックス・アプリケーション(ワックスルームにて) レース時の雪にあった4x4ワックス、ズームシリーズ、又はクリスタルボールで選択したワックスをアイロンで溶かして塗る。
目的 雪と滑走面で生じる摩擦を減少させる為
雪と滑走面で生じる摩擦を減少させる為に、レース前に滑走面にワックスを塗る。
@まず、4x4(自分でワックスを選択する)か、ズーム・ブレット(全雪温対応)シリーズで攻めるか選択する。 A4x4を選択した場合は、大会コースに事前入り行い雪の調査が必要。最低雪温、湿度、雪の新鮮度、雪の結晶について理解しておかなくてはいけない。 4x4ワックスは入手したデータをもとにチャート、あるいはバーチャル・テクニシャン(ウエブサイト参照)を使ってワックス選択をする。(詳しくは: www.dominatorwax-japan.com) Bズーム・ブレット シリーズを選択した場合は、レース前日にスキー場へ雪の新 鮮度を確認。要は最後の降雪から何日たったか聞くだけ。 降雪から3日間で大まかに雪 の結晶は角が取れるため、降雪3日までの雪はNEW、降雪3日目からの雪はOLDと分 類される。 1日に降った雪は3日までNEW、4日目からOLDとなる。 もし雪温が −10℃以下の場合はブレットを混合させて使用する。 又は、クリスタルボールのチャ ートを使用し、使用するワックスを選択する。 (詳しくは: www.dominatorwax-japan.com) ワックスの正しい選択法に関しては第1章何故ワックスは必要か?を参照 何を選択するか? @静電気対応ワックス:
FG(新しい雪) or SRB(古い雪) A乾燥摩擦対応ワックス: カラー(固さ)を選択し、Bのフッ素値を決める B水分摩擦対応ワックス: Aのカラーに添ってフッ素度決めワックスを選択 C高速ターボは必要かどうか?
F65(またはQ6、R6)が必要な条件かどうか? Dスタートの条件は? Q、Q6、R6、レースロケット、バター
3 トップスピード用オーバーレイ(コース上にて)
前もって用意しておいたレース用板へのファイナルタッチ。 レース用へのスピード増加のみならず、予想以上に雪が湿っている場合、逆の場合、新雪を想定したら雪が降らなかった、雪が古いと想定したがドカ雪になった、雨が降ってきた等、さまざまな突発的な急変に対応する。
目的 ・Q、Q6、R6、バター等で、スタート時の加速度を補う。 ・Q6、R6、65等で、トップスピードからさらなる加速を狙う。 ・レースロケットを使用し、予期しなかった天候変化に対応する。
ケース: 1)
滑走した後の雪面がテカっている。 雪面に水分が浮いてきている状態なので、スタートにQ、又はQ6を使用する。
2)
ストックで雪をさすだけでズぼっともぐるような状態、雪を板で踏みつ けるだけで水分が浮いてくるような状態ではバターを利用する。 3)
滑走面の水滴がすぐに凍りつくような場合はR6を利用する。
4) 高速レースではロケット類の使用は避ける。
4: 主な生塗り用ワックス製品紹介: バター: 雪中の湿度が非常に高い場合、大気温が高い場合に使用する高フッ素配合摩擦 防止ワックス
・通常のレースワックスを仕上げた後にスタートで塗る。 ・安価で耐久性が良い レースロケット: 全雪温対抗、ミッドフッ素グラファイト配合の生塗り用ワックス。 OLDスノー用に灰色、 NEWスノー用に黒色と2色のバーに別れており、各々に専用コルクが付いている。
・通常のレースワックスを仕上げた後にスタートで塗る。 ・低速時に抜群の加速性能がある。 ・低温時にも威力を発揮する ・水分、静電気双方の摩擦に対応する。
・ワックス選択を誤った場合に即対応出来る。 ・滑走の合間に薄く塗るだけで、十分なリフレッシュとなる。 ・パニック時に使用する。(寝坊してワックス塗ってない場合とか。。) 65:
特許商品 高速時でもさらなる加速を産み出すワックス業界唯一の製品。 20gで60ペアのスキー を用意できる、高額ながらも最も経済的かつ、耐久度の強い製品である。
・通常のレースワックスを仕上げた後にスタートで塗る。 ・雪の結晶がとがっている時は硬さを増す為にレースロケットと少々混ぜても良い。 ・雪が極端に湿気ている時は、バターと一緒に利用する。 Q6:
特許商品 フッ素と、固形フッ素の混合。 アルペン、スノーボード、クロスカントリー等、全ての競技 に使用出来る最も幅広い武器。 ・通常のレースワックスを仕上げた後にスタートで塗る。
・湿雪時にトンでも無い初速〜高速時での加速性を誇る。 ・雪の結晶がとがっている時は硬さを増す為にレースロケットと少々混ぜても良い。 ・雪が極端に湿気ている時は、バターと一緒に利用する。 R6:
特許商品 Q6に近いパフォーマンスを極寒の条件下でも発揮出来るように調合、冷たい雪にもアジャスト出来る様ペースト状の仕上げとなっている。 ・通常のレースワックスを仕上げた後にスタートで塗る。
・単体でも使用可能 チューニング、仕上げの手順 @アイロンしたワックスは最低2時間はそっとしておく。熱く激しい・・・・後は、しばらく横たわるのと同じだ。
A最初にサイド、エッジ、溝等のワックスを取ってしまう。スクレーパーでベースを傷つけないためにも。 Bシャープ(ケバの無い)なスクレーパーでベースのワックスを全てスクレープする。 Cワックスのカス等を取り除き水でスプレー。 ブラス、またはコンビブラシで満遍なくブラッシング。 Dブラッシングは、一回一回ペーパーで汚れを拭き取って、また水をスプレーするのを繰り返す。 E両腕が疲れてきた頃(ワックスのカスが出なくなってきた頃)、Dを繰り返しホースヘア・ブラシで仕上げブラシ。 Fトップスピード、オーバーレイを塗り込む際は、まずあまり力をいれずベースに薄く塗りつける。 Gフィニッシュクロスを用いプレッシャーをかけず、速いスピードで滑走面に塗り込む。 H白っぽい粉が滑走面上に見えなくなったらD、Eの繰り返しで出来上がり! スタート前、最後の調整 o乾燥雪の場合はベースを滑らにさせた後はままそっと雪温に馴染ませる。スタート5−10分前に板をつけて足を直前まで前後に動かす。
o湿雪の場合はスタート直前にブラス、コンビ等固めのブラシでブラッシングする。 o極寒時には、ウエットブラシを避け、素手でエッジ、滑走面に触らない様注意。
ホースヘアでブラッシングをした後は滑走面を雪につけずに置いておく。 スタート5−10分前に板をつけて足を直前まで前後に動かす。 o水が浮いているような場合は、スティールブラシで思いっきりブラッシングするとやばいほど、良く滑る。
スタート直前まではかない。 o何をしても滑らない場合: o-アイロン用の固めのワックスを薄く生塗りしてみる。 失敗したワックスに滑走面を摩擦させる支障がないくらいうっすらとぬり、コーティングをかけてあげる -先入観に捕らわれず、とにかくいろいろと試してみる事。 自分の板を使っても良いし、いろんなコンビネーション、生塗りを試してみると良い。 -即時性が期待できるのはレースズーム、Jフォーミュラ、またはレースロケット等のサーモアクティブ系を生塗りする事だ。 o手入れ: @
ピットレーン ベースケアワックス、 HXベーシック ベースの手入れ、クリーニング、 A
グリッド・フォーメーション FXシリーズ、レースズーム、トップスピード B
スタート前; ブラシがけ、トップスピードのプレップ レース: どのワックスがどこでキックインするか?
スタート: 第1速 Q、Q6、R6、 レース: 第2速〜6速 SRB、FXシリーズ、ズームシリーズ トップスピード: ターボチャージ 65、Q6、R6 ウエット・ポリッシング ドミネーターが独自の研究により開発したウェット・ポリッシングを紹介しよう。 ラボでの実験も、雪上での実験も同様に、ウエットブラッシングはフルーロベースワックスでの滑りが改善されている事をあらわしており、ワックスレイヤーにはつやがでて、顕微鏡実験でも非常に滑らかになっていることがわかる。 滑らかなワックスレイヤーは、遅れを減らし、より速い滑走へとつながる。
1 ウエットブラッシングは、より効果的なポリッシングを生み、ベース構造を露出させ滑らかになり、ワックスレイヤーへの摩擦も少ない。
2 ドライブラッシングは静電気を起こし、それが摩擦を大きくする。 3 ウエットブラッシングは、静電気を抑えている。
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